人数よりも◯◯

以前から思っていたことを時事ネタにからめてひとつ。

先日、政権選択選挙と銘打った衆院選がありましたが、

皆さん投票されましたか?

今回の選挙で注目されていたのが、

各党が提示する‘マニフェスト‘。

その中に、政権云々とは別に気になることを発見!

それはO主党が掲げたマニフェスト

「地域医療再生のため、医師の養成数を1.5倍にします」

というもの。

実際医師不足の問題はかなり深刻のようで 「2006年の医師数27万7927人。人口千人あたりに換算すると 2.2人となりOECD(経済協力開発機構)加盟国平均の2.9人(2003年調査)を かなり下回っていて、絶対数は少ない」と、資料にはあります。 理由としては、研修医の大学病院離れから、 それに伴う現勤務医の労働環境の悪化等が多いようです。 そうなると、養成数を増やして医師数の充実を図るのが得策だと思うのですが、 それだけで良いんでしょうか? 私個人の考えになってしまうと思うのですが、 医師の数を増やす前にもっとすべきことがあるんじゃないかと思うのです。 それは、 現在の医師と患者のあり方、分野ごとの医師数管理です。 たとえば、いつも混雑している大きな病院。 よく何時間待たされたとか、待たされた挙句 数分しか診てくれないとか耳にしますよね。 こういった混雑をまずは解消すべきだと私は思うわけです。 それには、地域の医師と大きな病院とが、 確実に連携をとる必要があります。

地域の病院から、大きな病院への紹介というのはよく聞きますが、 その逆はあまり聞きません。 なぜでしょう? 大きな病院は、検査や手術のための施設が充実していること、 外科的な治療が必要な場合その技術に優れている医師がいるということ、 これが最大のメリットになっていると思います。 ですから、それが必要な人はそこに行けば良いわけですが、 それ以外の人はどうでしょう? 実際に、「こんなことで、こういう病院には来ないでください。」 などと言われ、不愉快な思いをされた方もいるようです。 じゃあ、患者さんが悪いんでしょうか? 私は違うと思います。 「こういう状態なので、この薬を出しときますね。ただ、この薬は ご近所のお医者さんでももらえるので、次回からはそちらで 処方してもらってください。こちらから、ご紹介しますので。」 だめですか? 私はこれで良いと思うのです。 こういうつながりをしっかりとつくって、 患者さんをそれぞれの病院に分散させれば あそこまでひどい混雑の仕方はしないんじゃないでしょうか。 そのためには、医師の一人一人が患者さんと しっかり向き合って状態を把握し、適切な治療方法の提案と その必要性を説明する。 そして その治療をどこで受ける(続ける)のが最善かを 患者さんに伝えることが必要だと思います。